こんにちは、モモです。
今回は、ビジネスを始めるにあたって誰もが気になる「起業して失敗したらどうなるのか」ということについてお話しをしたいと思います。
・・・というのも、
「会社員という安定を捨てて、本当の意味で自分の人生を生きるために退職しようと思っています。
怖いですが、30代独身で貯金もそこそこあり、失うものも特にないので。
ただどうしても、起業して失敗したらどうなってしまうのかというところが不安です。」
こんなご相談をいただいたからです。

結論からいうと、起業して失敗したところで別にどうにもなりません。
気にしなくても大丈夫です。
最低限のリスクヘッジができているなら飛び込めば良いと思います。
起業してうまくいくかどうかはわからないですけれども、会社員が今後ずっと安泰かどうかなんていうのもわからないことです。
ですから、とにかく頑張ろうねっ!と言うことです^^
ここから詳しくお話ししていきましょう。
Contents
起業における失敗とは。
そもそも起業で失敗っていうのは何なのでしょう。
「起業」というものに対して、何か大きな借金を抱えるとか、そういうイメージは無いでしょうか?
起業に失敗してしまうと、大きな借金を抱えて、家に借金取りが来て生活が回らない、路頭に迷う、みたいな。
しかし、実際起業によって大きな借金を抱えるかというと、そんなことはありません。
そこは単純に、借金を抱えるような起業の仕方をそもそもしなければ良いだけです。
小さくスタートするということですね。
そうすれば借金取りに追われることもないですし、路頭に迷うといったこともありません。
(そういう時代じゃないですし^^)
昔であれば、何かお店とか作ったり会社を起こすのに、資本金なんかが必要だったり、何をするにもお金が必要でした。
人手も必要でしたし借金も必要だったんです。
しかし、今はそういう時代ではありません。
インターネットがありますので、そんなにお金をかけなくてもスタートできる時代なんですよね。
ですから、大きな借金を抱えることなく、まずは小さくスタートしましょうと言うことです。
最初から人をたくさん雇ったり、ものをたくさん仕入れたり、設備費をいきなりかけたりしないようにしましょうと言うことです。
もし自己破産したら?
最悪自己破産と言う手もあります。
この自己破産と言うのは国が用意してくれてる制度ですが、「自己破産」と聞くとなんだかすごいイメージを持ってしまうかもしれません。
しかし実際、自己破産したところでどうにもならない、何ともならないものです。
国が用意してくれてる、もう一度再チャレンジをしようというような制度なので特に自己破産したからといって何も起きないので安心してください。
ただ、自己破産すると不便だなというところは、クレジットカードが作れなくなるくらいのものです。
また、実際自己破産したけど復活したと言う社長さんももちろんいます。
変なプライドが崩れるだけという感じです。
では会社員に戻ることが大きな失敗なのかというとそれもまた別だと思います。
とらえ方次第だと思うんですよね。
スキルがまだやっぱり足りないなぁ、会社員をやってもう一度スキルを身につけよう!と言う人も中にはいると思います。
副業したり起業したけどサラリーマンに戻ったという人もいると思うんですが、でもそれはスキルを身につけるためとか、お金を貯めるためとかです。
それってチャレンジしてる最中ですよね。
一生アルバイトをし続けるとか会社員をやるわけでは無いし、何度でもチャレンジすればいいんです。
起業には賛成です。なぜなら・・

ただ私は、比較的いきなり起業した方なので、起業したいという意見には賛成派です。
起業するにあたってしんどいことや大変なこと、努力が必要なことというのはもちろんありますし、私自身も経験しています。
しかしトータルで考えるとやはり賛成です。
なんといっても楽しいですし、やった分だけ結果が出ます。
ちゃんと正しくやれば“失敗する”なんてことにはなりません。
じゃあ、売り上げが出てない状態では起業しない方が良いの?という意見もあると思いますが、私としては売り上げが出ていない状態でも、正直、起業には賛成派です。
もちろん売り上げという数字が出てからの方が安心だし良いことは確かです。
会社勤めの間に実際に数字が出て、その売り上げが出ている状態で会社を辞める方が、その後もやっぱりやりやすいし私自身オススメもしやすいです。
でも売り上げが出てない状態であったとしても、起業には賛成です。
何故かと言うと、1番大きいのは「時間ができるから」なんです。
特殊なスキルがあるのなら別なのですが、実際、会社に行きながら、副業も何もしたことない人が稼ぐというのはかなり大変なことです。
今からビジネスについて知っていって、覚えていくという段階の人がそんなすぐに稼げるものでは無いですから。
(もちろん、これを聞いたからといって焦る必要はないですよ。)
すぐ稼げる人も確かにいますが、、1年ぐらい売り上げが出ないということもいたって普通ですからね。
会社員をやりながら副業をする場合、失うものは確かに何もないんですけれども、時間が足りないんですよね。
時間がないから副業に時間を充てることが難しくて、なかなか副業の成果も出にくいというループがよくあります。
会社員時代から少ない時間の中でやるべきことをやれていると言う人は、やっぱり起業してもそこに時間を注ぎ込むことができますから成功しやすいんです。
会社勤めだと自由を得られない?

何といっても自分がどんな人生を歩みたいのかということが大切です。
会社員だからダメ、社長だから偉い、事業主だから良いというわけでは無いのです。
ただ、事実として会社員の給与所得のみで経済的な自由や時間的なゆとり、自由を得るというのは難しいんです。
ほぼ無理だと思ってもらった方がいいと思います。
理由としては、まず「上がらない給料」です。
1997年バブル崩壊後のピークから民間平均給与は下がり続け、2017年時点でようやく2008年リーマンショックの頃の平均給与まで持ち直したという状態なのです。
もちろんこれは平均なので、一部の職種他、特例等はあると思いますが、なかなか給与水準が上がらないという現状があります。
他にも、「上がり続ける社会保障費」の問題があります。
厚生年金にしても健康保険にしても社会保険料の負担というのはどんどん上がっているんです。
ですので会社の給与から天引きされる金額というのは年々大きくなっています。

そして「減り続ける年金」です。
年金受給率が現役時の収入の何%にあたるかという所得代替率。
これは2014年度で62.7%、2043年予想では51.0%まで落ち込む予想がされています。
分かりやすく例を挙げると、現役時代の給与手取り34.8万円の人が2014年度時点の所得代替率では年金受給額21.8万円だったのに対し、2043年度の所得代替率では年金受給額が17.7万円まで減ってしまうことになるということです。
(もらえる年金月額が4万円も減少!)
そこに加えて、会社員を続けている以上どうしても時間の切り売りから抜け出せないですよね。
ですから、所得の多いOL(サラリーマン)だったとしても、収入がお給料1本の場合は、時間的な自由を得るのはなかなか難しくなってきてしまいます。
自由を得るための起業という道

①給与所得
②事業所得
③不動産所得
④配当所得
自由になるにはこの4つの所得を狙うしか他に方法がありません。
①から④へ順にどんどん増やしていくというのが大切でそれぞれを極めていけば、生活費<不労(資産)所得、というゴールにたどり着くのです。
今回いただいたご相談の場合、会社員として得る①の給与所得から、自分でビジネスをして得る②の事業所得の方へ移ろうとしているところだと思うのですが、例えここで失敗したとしても、失敗したら①の給与所得でまた稼げばいいというだけ。
何回でも諦めずにチャレンジすればOKなんです。

そして、今回ご相談をいただいた方はどんな風に生きたいかというビジョンをお持ちでした。
「会社に縛られるのは嫌、どうしても抜け出したい、自由になりたい」。
お話の内容からなんとなくこういった印象を受けました。
そしてご相談者の方は、実際に行動をして、今できることを全部やっていました。
生活防衛資金もある程度貯まっているようでしたし、自己アフィリエイトや物販で既に数万円の成果をもっています。
守らないといけない家庭も今はない。
それなら、ビジネスの道に飛び込めばいいんじゃないかと私は思います。
私の場合は、会社のモラハラがきつかったため精神的な自己防衛を優先し、まだ大して成果が出ていないけど退職し、背水の陣の状態でビジネスをスタートしましたので、私の時よりだいぶ安心感を持ってスタートできるのではないかと思います。
失敗のリスクを下げる
私の友人で最近ビジネスに取りかかりはじめた人がいるんですが、その方を例に挙げると、固定費をとことん下げたりですとか最低限の貯金を貯めておくといったことをすでにしています。
そして生活費が厳しくなってきたら最悪実家に住めばいいし♪と言ってます。
(たくましい・・・)
勤めていた証券会社を辞めて、今はとりあえず時給の良い仕事で最低限生活をつなぎつつ、とにかくビジネスに時間を充てているというかんじです。
貯金をくずしたり、バイトをしててもちょっときつくなったなと思ったら職種は選ばずまたOLやろう、そして勤めて最低限のお金を貯めてからまたチャレンジする!、という意気込みです。
要は、覚悟を持ってやるべきことをやっているという人は、起業しても成功しているということです。
ガチガチに考え込みすぎない、というのも大切ですね。
ですが、現在の環境で、できることもやってなかったり、できていないという人は時間ができたとしてもやらない。
だから失敗してしまうんですね。
私は、「起業は簡単にできる!」と言ってしまって、その辺りを間違えてほしくないんです。
そのためまずは数字を出してからとか、まずはここまでやったほうがいいんじゃないですかとかお伝えはします。
しかし結局は売り上げとか、数字が出てなかったとしても起業したいとか飛び込んでみたいと言う人の意見には賛成です。^^
オススメできない起業パターンは?
逆にオススメしない起業のパターンは「とりあえず会社を辞めてみた!」と言うものです。
勤め先がブラック企業であれば、会社に貢献したところで心身ともにボロボロにするだけなので、早々に辞めるべきだと思います。
ここで言うのは、「とにかく働きたくない、会社に行くのが嫌だ、努力するのが嫌だ。だからとりあえず会社を辞めてみた。」「何とかなるだろう!」、、こういうノリで起業する、ビジネスを始めるというのはおすすめしません。
そして実際うまくいきません。
また、最低限の貯金が貯まってない場合もです。
ビジネスをスタートしたからといって、いきなりお金が入ってくるような事はありません。
お金を生み出すために長期的に構築していくものは当然あります。
そういった過程もあり、いくら正しい方向でやっていたとしても、数字や実績が出てくるには少し時間がかかるのです。
時々、「スマホのボタンを押すだけで3日後にお金が振り込まれます!」なんてものがありますが、そういう事はあり得ませんし、確実に詐欺なので注意してください。

そして、お金がどのくらい必要でどのくらいの収支となるのか考えずに、家庭や守るべきものがあるのに勢いで会社を辞めてしまうというパターン。
こういったケースもごくたまに耳にすることがありますが、全くおすすめはしません。
要はサラリーマン時代にできることもやらずに起業しても、うまくいくはずがないということです。
例えばサラリーマンをやりつつ固定費を下げたり、副業したりすることはできます。
土日や帰宅後数時間をビジネスに充てて成功している人もたくさんいます。
そういった時間も作らない、勉強もしない、学んだ内容を実践したり行動も起こさないという人は、残念ながらうまくいく可能性はかなり低いです。
結局これまで“サラリーマン時代にできたのに”っていうことすらできなかった人というのは、時間ができたところで結局やらないものです。
ですので私は、起業したい!ビジネスをしたい!という人に対して、一概に、できるよ!大丈夫だよ!と言う事は言えません。
「より多くを経験する」という考え方
どういう視点でビジネスをやっているかにより、全然変わるんです。
ビジネス開始後やっぱり会社員の方が向いてると思って、また会社に戻るという場合でもチャレンジしたことに大きな意味がありますよね。
今まで迷っていたのが、私はやっぱり会社に向いてるんだ、会社員をやっている現状は恵まれているんだということを再認識したり、気づくことも実際たくさんあります。
そういうことに気づけたことが今後の人生の幸せにつながることもありますし、事業主の時に得た経験や知識は必ず活かせます。
会社に勤めながらビジネス知識を活かすこともできるし、これまで以上に物事を俯瞰できるようになりますよね。
そういった人材はやはり重用されます。
会社員をするにも迷いがなくなって人生が充実するんです。
どちらにしても不幸ではないということですよね。
何かを得たいなら何かを手放すことが必要

そして、今の生活水準が維持できなくなるのではないかという人がいるんですが、やはり何かを得るには何かを手放す必要が出てくることがあります。
リスクを取った人しかリターンは得られないと言う事実もあります。
とはいえ、サラリーマンを続けていたとしても生活水準を現状のままずっと維持できるかどうかは、もはやわからない時代です。
だから今の生活水準が維持できなくなるのが嫌だという人は、サラリーマン、会社員を続けながら副業の部分で頑張ることをお勧めします。
そのかわり時間はなくなりますが。^^;
何かを得るには何かを手放さないといけません。
何も手放さない、安心安全が良い、今の生活水準がいい、、、このように何もかもと言うのは無理なんです。
常に変化する世の中で、変化に対応できる生き方を。

サラリーマンは安定でしょうか?
最近トヨタの社長や経団連の社長なんかも終身雇用を守るのは難しいといったことを発言されて話題になっていましたね。
結局いつどこでどうなるかわからない時代です。
そもそも世の中に変わらないことなんてないんです。
すべての物事が変わり続けるということが唯一変わらないことなんです。
終身雇用が壊れておかしいだとか、政治が悪いとか、文句をいう事は簡単なのですが、言ってても始まらない、何も変わらないです。
ただ自分にできることをやっていくということです。
いつどうなっても自分で生きていけるようにしていくことが大切で、前向きなプラスの方にエネルギーを向けることが重要なのではないかと私は思います。
まとめ。失敗しても失敗ととらえない
起業で失敗したところで特に何ともなりません(笑)
ですからそんな心配をする必要はないと思います。
結局自分の人生は自分でしか責任を取れません。
ですから周りの言うことは気にしなくていいんです。
その人たちがあなたの人生の責任をとってくれるわけでもないですから。
反対する人は確かにいるかもしれませんが、少なくとも私は行動する人を応援しています。
自由と言うものは売っていないんです。
これは自分で勝ち取らないといけないものです。
最初はもちろん簡単じゃないかもしれませんが正しく努力すれば不可能じゃないし、チャレンジしようと思うのでしたらその気持ちは大切にしてほしいと思います。
そして多くの人が達成できることだと思います。
会社員が良いとか事業主が良いとかいうことじゃなく、どんな形であったとしてもある程度の自由とある程度の豊かさというのは多くの人が達成できると思うんです。
起業というのはそこまで怖いものではありません。
失うものも特にありません。
死ぬときに後悔しないようにしたいですよね。
1回きりの人生です。1歩行動してみませんか?
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