モモ

【ちょっと今から仕事やめてくる】原作を読んでみた感想とあらすじを紹介!

こんにちは、モモです。

 

『ちょっと今から仕事やめてくる』という本、ご存知でしょうか?

2015年に初版が発行された北川恵海さんの著書です。

2017年に映画化され、今年また舞台化もするとのことで、久々に気になって自宅の本棚にあったこの書籍を読み返してみました。購入したのはまだOLをしていた頃でした。会社員であれば誰もが共感できるし、日々の疲労でいつの間にか固まっていた気持ちや重い心をふと軽くしてくれて希望を与えてくれるとても好きな本です。没頭して読み進めていると、感情移入してとても泣けるんです(笑)

今回はこの本のレビューを交え、お話ししてみたいと思います。

安定と安心、企業ブランドと内定を求めての就活で得られる現実

小さい頃からの夢を叶える人というのはとても少ない、というのはなんとなく世の中の認識として大きいのではないでしょうか。

大学まで進学し、就活をしていく中で社会を現実的な目線で見る場面が増えていくと、”安定”を求めて、はたまた周囲の期待や安心に軸を合わせて選択肢を狭めていきます。そして最終的には「とにかく内定を取らねば!」と焦って、一刻も早く就活を終える人も多いです。

主人公”隆(たかし)”も、そして私自身も、例に漏れずやはり周りの期待や安心、安定を求め、そしてそこそこ名の知れた企業に入りたい!という思いで就活していました。(自分に自信はないくせに妙なプライドだけは高いという・・・苦笑)

そんなこんなで掴んだ内定でもやはり安心には繋がり、「バリバリ頑張って働こう!」「会社に貢献したい!」という希望をもって新入社員生活はスタートしますが、現実は厳しいんですよね。


まずは「仕事を知る・理解する」「仕事に慣れる」こと。基本的にマニュアルがありますし、だいたい誰でもできることです。私はマニュアルに従って誰でもできる仕事をするとか単調な仕事が苦手だし、そんなことを続けていると精神的にも嫌になるタイプだったので、修行のように心を無にしてやっていたのが懐かしいです。

私は内勤事務仕事だったので、主人公の隆と違って営業・他社との交流はなかったのですが、こうした営業・外部との折衝が直接ある仕事というのは精神負荷も大きいです。
私の友人も内勤ではありましたが対外的な交渉事務がメインで、アフターで飲みにいくたびに時折「約款どおりに説明してるのにふざけるなって言われた・・・」「別の担当がやったことで私関係ないのに謝りに行くことになった」「辞めたい」「辞めるために婚活かなぁ・・・」など疲れきった気持ちを吐露していました。怒鳴られる・暴言を吐かれるけど逃げられないという状況は人間を萎縮させ、自信を喪失させてしまいます。


こんなの聞いてないよ!というつらい場面は多々ありますが、具体的な仕事の内容や職場の人間関係、自分にその仕事があっているのかいないのか、そんなことは実際に会社内部に入ってやってみないとわからないです。

しかし多くの人は、「自分が選択したことだから頑張ってみないと」「最低3年は続けないと」「転職しても今より良い待遇はない」「・・・(疲れすぎて日々生きるのが精一杯)」・・・こんなふうに頑張り続ける選択をしてしまうのです。

会社員を襲うサザエさん症候群


片道2時間弱の通勤、上司から毎日モラハラ・パワハラを受け、大幅なサービス残業・休日出勤をしていた隆の1週間は、絶望的な月曜日から始まり、木曜日から少し気持ちが楽になり、幸せのピークを土曜に迎え、日曜には明日の出勤を思って憂鬱に過ごすというルーティーンでした。

前述した私の友人もサザエさんを見るとため息が止まらなくなるとか憂鬱になるとよくこぼしていましたし、世間一般的に「サザエさん症候群」は共通言語化していたのでこれってアルアルなのでしょう。


私はそもそもサザエさん見ていませんでした(笑)し、気持ちの切り替えが早い方なので休日を満喫しまくっていました。ただやはり私も、金曜の午後からは幸せ一杯で大体友人とアフターを楽しんでいましたし、月曜の通勤中はものすごく憂鬱で一生懸命スマホで占いを見てなんとか心を落ち着けていました。

働き詰めで心身ともに疲れ切って、休日出勤の帰りの電車のホームで意識朦朧、ホームに倒れそうになって「これで解放されるかも」なんてふと考えた隆の腕を掴んで引き戻したのは、主人公の小学校時代の同級生と名乗る”ヤマモト”でした。

笑う、自分の心に触れる、他者と楽しい時間を過ごすことの大切さ


陽気で明るく快活なヤマモトに誘われて、隆は疲労した頭で「(こんなヤツ同級生でいたっけ・・・?)」と訝しみながらもそのまま一緒に居酒屋へ行くことになります。

仕事が目まぐるしく、プライベートもほとんど寝て過ごしていた隆は、久しぶりに仕事を忘れて楽しい時間を過ごします。誰かと会話し、自分はどんなことを思っていたか・夢はなんだったか・「自分」としての思考を呼び覚まし、笑顔で話す。たった数時間のことではありましたが、隆に活力を与えるには十分でした。


自分の所属は多い方がいい、第3コミュニティを作るべきだとよく言われます。ほとんどの社会人は、意識しなければ家と会社の往復のみとなってしまいますよね。そうなってしまえば、自分の価値観や他人の意見・価値観を受ける場はとても閉鎖的になります。もっとたくさんの人や環境に触れる機会が多ければ、それだけ自分のことを客観的に見られますし、人と比べるということもありません

私の場合は料理教室やヨガといった習い事に通っていましたので、そこでの人間関係にかなり救われたところがあります。自分を認めてくれる人がいれば、そこは自分の居場所になります。仕事でミスしたりつらいことがあっても、全く別の場所で楽しく過ごすことができれば「気にしすぎかな」「今度は失敗しないようにこうしよう!」というふうに前向きになれました。


そして、ポジティブな人と一緒にいるというのも大切だとわかります。”ヤマモト”は明るく快活、常に前向きです。自分が一緒にいて前を向けるような人と一緒にいるようにすれば、思考や発言・行動も前向きになります。

疲れていると外に出ることや人と会うことが億劫になりがちですが、そこをほんの少し頑張って乗り越えれば、あなたに大きな活力を与えてくれるでしょう。そして意識的に、一緒にいると元気になれる人と行動するようにすれば、自分もいつの間にかそういう人になれるんです。

相手に寄り添う社会人講座


仕事で疲弊し怒鳴られて萎縮し上手く仕事に取り組めない隆に、ヤマモトは様々な助言をしてくれます。知っていて損はない、知っているけど忘れてる、なんてことも思い出させてくれるのです。例えば、

休みの日こそ、気合を入れてお洒落をする

 (身支度を整えると、気持ちが上向きになる。
  服装が変わると気分も変わる。気分が変わると表情も変わる。)

ネクタイの色を明るく、髪を切っておでこと耳を出す
 (隆は男性なので笑。女性は女子アナのようなヘアスタイルが好まれますね)

誰かに何かを話すときは、自分で思う1.5倍ゆっくり話す
 (大人は聞き返すということを基本恥ずかしいと思うためしない。
  だから親切丁寧にゆっくり、という方がいい)

相手を褒めらるチャンスがあれば、なんでも褒める

こっちの話を聞いてもらう前に、相手の話を聞く。相手に話を振る。
(そうすれば相手も自分の話に耳を傾けてくれるため、相手と対等な人間関係を築ける)


これらを取り入れていくことによって隆は少しずつ前向きな気持ちを取り戻し、仕事に打ち込んでいきます。女性であればよくあるかと思いますが、ヘアサロンへ行って身ぎれいに整えたり新しい服を着ていると、普段だったら多少めんどくさく感じるお出かけも、積極的に「行ってみよう!」と思う気持ちになりますよね。気持ちが前を向いていれば、困難に立ち向かっていける場面は多いです。とはいえ、やはり身体は資本ですので体力に無理のないように休むときは休まないといけませんね。

どんな場面でも相手に寄り添う気持ちを持つことは大切です。上記の項目を少し意識するだけで、相手が心を開いてくれたり、信頼関係を築いていくきっかけになったりするので、是非実践してみてください。

失敗による自信喪失・自己嫌悪・萎縮・諦観


失敗というのは誰であっても必ずするものです。ですが、隆の会社の上司は基本的に毎日怒鳴り、責め続けるタイプの人でした。隆はヤマモトと出会って活力を取り戻し、これまで以上に一生懸命営業して成果を出そうとしていたところ、案件の受注ミスをしてしまったため、これまで懸命に築いてきた取引先との信頼関係を含めて自信喪失や自己嫌悪し、そのうえ上司から詰られ続けて絶望してしまいます。

そんな中、仕事で失敗してから連絡を絶っていた隆を心配してヤマモトが隆に会いに行き、経緯を聞きます。隆が追い詰められていることを感じ取り、以降、帰路につく隆を度々捕まえては転職を進めるのでした。


つらい状況でももがき、自分の価値を見出そうと必死に努力し、もう少しで手が届くというところで失敗してしまった時の喪失感絶望感は、真剣に臨んでいればいるほど大きくなります。未来は誰にもわかりません。不安な心もありながら自分を信じて走り続けるのは勇気がいること。それでも努力し続けていたことは、失敗したとしても賞賛されるべき価値あることです。そしてそこで立ち止まらなければ、諦めなければ失敗ではない。ただの結果のうちの一つなのです。そうした受容した考え方がもっと受け入れられれば、個々や会社の成長・発展の可能性がぐんと広がるのに、と思わずにはいられません。

私も、事務処理でミスをした時大声で指摘され、ものすごく萎縮し自己嫌悪して、「なんでこんなこともできないんだ」、「自分には価値がないんだ」「ダメ人間だ」と思ってしまったことがあります(結構何度もあります)。

萎縮して絶望してしまっては、ここからどうすればいいか、どうすれば回避できるか、というところに至れません。協力し合い、補い合える、発展的な思考で成長できる環境こそが、求められ、所属すべき場所です。私たちは自らそう行った場所を選ばなければなりません。


私は、所属するところはどこも、人間関係などの職場環境が合わず最終的に起業という選択をしましたが、(我慢せずもう少し早く起業するんだった・・・笑)この選択は、志が高くステージの高い人との交流をもつことができ、また、お客さんが「自分」というものを求めてファンになってくれる(自分のことを好きな人と仕事ができる)、自分だけの価値を提供でき喜んでもらえる素晴らしい経験を運んできてくれる、とてもとてもおすすめなビジネスです。

人は誰だってその人にしかない価値をもち、たくさんの可能性を秘めているものです。色々な世界を見て、知っていけば、気になることややってみたいことにもっと気軽に楽観的に挑戦できるのだということがわかり、楽に生きられるようになります。

あなたの人生は、あなたと、あなたの大切な人のためのもの


絶望していた隆は、しかしヤマモトのおかげで自分の人生を終わらせる選択肢を外らせたものの、諦めたように日々を過ごしていた。ただ淡々と、何十年後の退職までを耐えようとしていた。けれどそんなとき、社内でも唯一の憧れだった先輩が、自分がミスしたと思っていた受注をこっそり改ざんしており、隆を陥れていたことを知る。絶望に追い打ちをかけられ、ついに会社の屋上のフェンスを乗り越えた。やっと自由になれる、そう思った隆の手を掴んでしっかりと握り引き戻したのはヤマモトだった。やさしく力強い言葉で引き戻してくれたヤマモトは、隆と話をする。残された側のことを考えたことはあるか。人生は誰のためにあると思う?・・・人生は自分と自分を大切に思ってくれる人のためにあるのだと。


隆のようにどうしようもなくつらい体験や不条理に我慢を強いられること、絶望を経験することは人生の中で少なからず遭遇することかもしれません。私も、何もかもに疲弊し、逃げたいけど勇気も気力もなくただ終わりを待つような気持ちで職場にいたことがあります。自己肯定感も低く、自分が悪いのだからと、自ら罰を受けるように耐えていたのです。私は、その当時の私に、「そんなところからはすぐに逃げて」と言いたいです。逃げ方も教えてあげたい。逃げ方を知っている人はきっと少ないのだと改めて思います。

そして、自分の人生ではありますが自分だけの人生ではありません。自分を大切に思ってくれている人が絶対にいて、そんな彼らのために幸せな選択をしていく人生でもあります。両親は心から大切に思ってくれています。自分を含め、そんな大事にすべき人たちを悲しませる選択はしてはいけないのです。

選択肢は無限にあり、可能性も無限にあります。人生に正解も不正解もない。どれだけ自分が自分として幸せを感じながら生きることができるかどうかです。あなたという唯一無二の大切な存在の価値を存分に発揮して生きる。そのための場は決して1つではないのです。

まとめ


人は生きていく中である種の価値観に縛られます。社会の仕組みであり、常識として思考が狭められてしまうのです。ですが、その「当たり前」は万人に当てはまりません。

誰でも選べて、その選んだものに正解・不正解はありません。だから私は起業するという選択をしました。自分が経済的・時間的・精神的により豊かになり、それによってまた選択肢や可能性が増えるからです。たくさんのことに挑戦できるようになります。

そして、今私がしているこのビジネスは、私と同じように自由を掴んで幸せになってもらうためのお手伝いです。誰かを幸せにできるお手伝いができる素晴らしい仕事です。自分も相手も幸せにできる、そんな人生を送っていくことこそ指標とすべきことなのでしょう。


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(モモの実体験含めたアラサーOL女子ネタも赤裸々に話してます笑)

自分の人生を自分が選択肢を持って生きるために。迷わず成功を掴むために。  

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ABOUT ME
モモ
愛媛出身/乙女座/O型 副業・独立起業コンサルタント。 会社の人間関係が嫌でOL退職し起業。開始から半年足らずで月収80万達成。 より早く安定した資産を構築し、人生の多くをより豊かで充実した時間に充てる、「働かないために働く」をコンセプトに、コンサルティングをしています。 人生を変えたいアラサー女性を 全力支援・育成中。
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